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刺繍はじめました

お見せするのもちょっとお恥ずかしい技量ですが……
これは完成品(糸の色は指定からちょっと変えています)

いまさら? とお思いでしょう。言い訳させていただきますと、私は刺繍を刺したことがないわけではございません。小学生くらいの頃にはじめて刺して、以来数年に1度、不意に湧き上がる「なんか刺したい」という衝動に従って、時々刺繍を刺してまいりました。

そんなペースですから、もちろんその技術など、自己満足の域どころか、はじめて刺繍針を持った子供のようなレベルです。ラインはガタガタ、サテンステッチはとっても不揃い、フレンチノットステッチはぴょんと飛び出してる。そんな代物です。刺繍の教科書のような本も持っていますが、明らかに「買って満足」しちゃっている感じ。

……とってもだめなパターンです。

そこで、この夏に一念発起して、「刺繍の初心者練習キット」を申し込みしてみることにしました。その回に必要な糸と練習図案の印刷された布、刺繍針と手順書がセットになった、きっとみなさんご存知の「フェリ●モ」の月1送付全6ヶ月のキットです。

この手のものは基本的に溜めちゃうのが人の性といいますし、わたしもそんなに自信はなかったのですが(なにしろ進研●ミなどは数カ月溜める子供でした)、いきなり図案に取り掛かるのではなく、ちゃんとステッチの練習をしよう、と思ったのです。

よく考えたら、図案集を買って、図案を写して刺繍をする、という経験は幾度もありますけれども、小学校の家庭科から始まって今日まで、「そのステッチだけを練習する」という経験はせいぜい雑巾の「なみ縫い」くらいのもの。簡単な図案を写して刺す、それが練習のようなものだったわけです。しかも満足したらそこで終わり。飽きたら次にやる気が出るまでやらない。……それは技術向上などするわけが有りません。

というわけで手を出してみた練習キットなのですが、これ、ちゃんとやるととっても良かったです。練習布の時点では自分の下手さにめまいがしましたが、数を繰り返すと流石に、そのステッチのコツや、どう刺した時きれいに見えてくるのかが分かります。一番成長があったのは「フレンチノットステッチ」でした。

今まで、なんかピロンって糸が飛び出してきれいに見えないなー、と思っていたのですが、そもそもの刺し方がどうもまちがっていたっぽい。練習布で20回くらい刺したあたりでなにが駄目だったのかに気づいて、それ以後はまあまあそれっぽくさせるようになりました。サテンステッチも、同様。どう刺せばひとつ前の糸に揃うのかが、ちまちまと同じステッチをずっと繰り返す中でようやく見えて来たわけです。

……練習、大事。

「図案がすでに布に印刷されてて、書き写さなくてもいい!」というところも素敵でした。しかもこのプリント、多少こすったり揉んだりしても消えない。下手くそ故に布をアチラコチラ持ち替えぐるぐる回し、緩んできた枠をはめ直し……とするわけですが、その程度ではびくともしません。なのに、完成後にはみ出した線を消そうと思ったら、濡らした綿棒とかで擦ると消えるんです。もうこの、図案だけをプリントしてある布セットとか売って欲しい……。

図案の印刷された布、とてもよい

というわけで、最初の月の刺繍は無事完成しました。今この高いモチベーションを維持している内に次の月のが来て欲しいなあ……、などとわがままを言いつつ、来月の図案を楽しみにしています。

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