すみだ北斎美術館で開催されていた、「北斎×プロデューサーズ」を見て来ました。
大河ドラマが蔦屋重三郎だったので、2025年は北斎系が充実してましたねー。

ここは浮世絵……というか北斎に特化した美術館なのですが、外国からのお客さんがいっぱいいました! やはり、はるばる日本に来たからには、浮世絵、見たいよね。わたしも欧米に行ったら、印象派見ずには帰れないものなあ。漫画・アニメ・ゲームメインで来てるお客さんもいっぱいいるかとは思いますが、浮世絵人気、22世紀でもまだじんわり感じます。すごい。
……さて。
この展示はタイトル通り……というと流石に投げっぱなしですが、本当に、タイトルがよく内容を示している展示でした。

浮世絵というものにはどうやら現代の漫画みたいなところがあって(そもそも浮世絵が、一昔前の週刊誌的な存在だったのかな)、版元が売れそうな内容を考えて、絵師に描かせて、摺師に刷らせて、版元が流通に乗せて流行らせる、ヒットしたら連作をバンバン出す、駄目だったらまた次のヒットしそうなものを考える……というようなサイクルをグルグルと回していたそう。
今回はこの「版元」たちが、如何に北斎をプロデュースして、数ある名作を世に放っていったのか、生まれた作品達は後世、世界にどんな影響を与えたのか、そして現代の画家達は彼の作から何を見るのか……と言うところにスポットを当てた展示だったわけです。




写真がNGのものが多かったのですが、ジャポニズムの話の他、現代アーティストが北斎の絵を再解釈したものや、キャラクターとのコラボレーションなど、彼の絵が今の世界にどう浸透しているのかというところまで見られて、楽しかったです。
外国の人がイメージする「日本っぽい絵」の一番先頭にあるものって、北斎なんじゃないかなあ。そういえば、パスポートの透かし? の絵も今、ビッグウェーブですよね(神奈川沖浪裏)。
……ところで、常設展のほうは美術館名の通り北斎の生涯を追いつつ彼の作品を見ていくものなのですが、いや、北斎、噂(?)では聞いてましたが、めちゃくちゃ癖の強い絵師ですよね。飯食って絵を描いて寝る、息を吸うように絵を描く、むしろ絵しか描かない、ペンネームもすぐ替える、引っ越しの回数も尋常じゃ無い!(しかもその理由が、散らかってどうしようもなくなったらすぐ引っ越す、って!)
娘さんのおういさんも有名ですけど、彼女もわりと父譲りの性格だったみたいなので、いや、プロデューサー達、めちゃくちゃ大変だったのでは……? と思いました……。北斎に、売れるものを描かせ続けることができた蔦屋重三郎、すごいな……。

ネコチャン可愛いよネコチャン




















