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石を見てきました

Date : 2019-12-26

冬のミネラルショーin池袋に行ってまいりました!
言うなれば石好きのためのコミケのようなこの祭典、夏の新宿ショーに行けなかったこともあり、わたくし心底楽しみにしておりまして……、開場から実に6時間ほどじっくりとはっちゃけ堪能してまいりました。

およそ石と名の付くものすべてのための祭典、わたしの大好きな鉱石や宝石以外にも、化石やらサンゴやら真珠やら、ルースにジュエリーに標本に……と盛りだくさん! 大変楽しく、眼福なひとときでありました。

……夏に買ったニューカメラが接写に大変いい感じの性能でしたので、写真をばしばし撮りました。ぜひご覧ください。

火打ち石とか

いつもは基本的にジュエリー的な石を中心に見てくるのですが(きらきらだいすきー)、今回ふらりと気になって足を止めてしまったのが、下記スライド1枚目にある火打ち石! ポーランドのホーリークロス山脈産で、チャームとして加工されていますが、鉄と打ち付けると実際に火花を出すことができます(試させてもらいました!)。 実用的な石ではありますが、縞模様がとってもきれいで、思わず手に取ってしまいました。
……とはいえ、実際に火花を散らすには、ツルツルに加工されているものより、割れた角のあるもののほうが向いているそう。

なお、スライド2枚目はふくびきであたったアンモナイト。ミネラルショーは化石も豊富なので、高校帰りらしき化石好きの少年たちも結構たくさん来ていましたよ。

ついてにしてしまった素敵な子たち

こちらのスライドは「通りすがりに目を引いてつい手にとってしまった」石たち。
中央の美しい朱の石は、キラキラと星の散るようなオレゴンサンストーンです。ちょっぴりお高かったのですが一度目があってしまったら後ろ髪を引かれてしまって、お店に三度も見に戻ってしまいました。

半分緑で半分白、お薬のカプセルのようなカラーリングの石は、水晶+エメラルド。以前、「エメラルドinクオーツ」なる石を手に入れたことがあるのですが、これはinではなく、ちょうど半分になっています。エメラルドの部分が南国の海のようで美しく、可愛らしい一品。
そしてグレーの中にピンクのひかりが宿るのは、ピンクラブラドライトです。ラブラドライトのシラーって、いろんな色味があるのですねえ……。定番のブルー、魅惑のゴールドあたりは持っていたのですが、ピンクもあるとは知らなかった。写真にはあまりきれいに写っていませんが、確度を変えるとほんのり黄みを含んだ、可愛らしいピンクに光ります。

大好き! バイカラー

こちらのスライドは、今回のミネラルショーの前に、「素敵なものを見つけたら欲しいなリスト」に入れていたバイカラーの石たち。スライド2枚目はバイカラーのタンザナイト、3~4枚目はサファイアです。

サファイアのバイカラーはコレクターになりたいほどお気に入りなのですが、この青みと緑みのものが多く出回っている印象でした。サファイアは本当にたくさんの色味がある石ですから、きっともっといろいろな色のバイカラーがあるんだろうなー。また素敵なものに出会ったら、手にとってしまいそう……。

今回のスペシャル、カラーチェンジストーン

……そして、今回のスペシャルなお気に入りは、カラーチェンジストーンの王者(と私が勝手に思っている)、アレキサンドライトです。
スライド1枚目の右上、一番色が濃くて大きいものは比較のために出してきた、かつて別所で購入したものなのですが、今回のミネラルショーではそれ以外の4つを手に入れました。

スライド2枚目は、白熱灯のペンライトのひかりを当てたところ。うーん、なんて神秘的なのでしょう。朝の光と夜の光(=室内の明かり)で色が違う、大変魅惑的な石ですよね。色がはっきりと濃く変わるものはお値段もなかなか……ですが、今回手に入れたものは割とお手頃価格でゲットできました。
お気に入りはなかなか可憐に色が変わるキャッツアイのコロンと丸い子。きれいに色が変わる子は本当に高嶺の花なのですが、この子はお手軽価格な割にちゃんと色が変わる方かな……と思います。素敵なものを見つけてとても嬉しい。

こんな感じで、じっくりこんがり6時間。大変楽しい石の祭典でありました。石、ほんとうによいものです……。
……しかし、次こそは! と思った石もあったので、次回に向けて、また貯金しようと思います……。

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