これまたちょっと前のことなのですが、乃木坂の国立新美術館で開催中の、JOJO展に行ってきました。
日時指定制だったので、妹にチケット取ってもらってね、行ってきたのです。
私はJOJOは5部6部あたりが現役(WJで読んでた)なのですが、懐かしく、興奮しつつ、楽しんできました。
いやー、それにしても、荒木先生は、絵が、うまい。
(何を当たり前のことを言っているんだとお思いでしょうが……)
一枚絵の構図・色彩もミラクルでしたが、やっぱりなんと言っても、漫画の構図が。
「一体何を食べて育てばこれひらめくんだろうね?」というような、見事な構図の数々。
すべてのコマが劇的で、ひとコマ抜き出せばそれが、ひとつの絵になるような、ね。
原稿を見ながらバカみたいに「絵がうまい……」を連呼してしまいました。
……それにね、生原稿の迫力、凄まじかったです。
WJ誌上や単行本紙上では切り落としになる、ページの枠の外がね、もったいないと思ってしまった。
はくりょく、という言葉のとおりに、迫ってくるんですよ……。
見事でした。
JOJOオマージュの彫刻・ファッション、JOJOイメージの動画、今回の展示のための書き下ろし等身大キャラクター、どれも大変魅力的でした。
しかし、荒木先生。
かねてより「年々若返る」だの「吸血鬼なのでは」などと言われているお方でしたが、ホント若々しい方ですね。
しかもちょっぴり可愛らしい。
あの方がこの絵を描いているとは、知らない人はとても思わないんじゃないかなあ……。
大変楽しいひとときでありました。