Online novels
ウェルバム王国物語
魔術と学問の王国、ウェルバム王国にまつわるおはなし。
-
ディーエとぼんくら若様
中編 完結
領主様――ポルタ伯爵様のご長男のウェスペル様は、道楽息子の好色息子で、ちゃらんぽらんのダメ息子だ。なんでも、社交界デビューを迎えてからというもの、ふわふわふらふら、あちらこちら、貴婦人たちと遊び歩いているそうな。
……これはそんな若様の幼なじみである女騎士・ディーエの、とある夜のおはなし。 -
指輪の選んだ婚約者
長編 完結
見た目と中身の一致しない見かけは美貌の騎士・フェリクスと、刺繍に没頭していたい一見淡々とした伯爵令嬢・アウローラの、のんびりほのぼのした契約的婚約ライフのお話。「指輪の選んだ婚約者シリーズ」の1巻相当+番外編です。
※完結はしたけれど番外編などちびちび更新中です。 -
魔女の末裔―落ちこぼれ魔女と賢者の弟子
長編 未完
ウェルバム王国で最も魔力の豊かな土地、フロース領。その領主たる伯爵の末娘、ヴェネフィシカは、高い魔力を持ちながら魔法が使えないという、とんでもない落ちこぼれだった。優秀な魔女である母親は業を煮やし、彼女を「被験体」として、「賢者」の元へ送り込むことにした。
これは、落ちこぼれの魔女の、恋と魔法の物語。
オフーダ屋マーナ
交易都市・マリスの街外れにある、ちょっと東洋趣味な小さな魔法屋「オフーダ屋マーナ」の店主、アンナ・マーナに降り掛かった災難の短編集。
-
アンナ・マーナの手紙
短編
異界の魔女の血を引くアンナ・マーナは、交易都市・マリスで小さな魔法屋『オフーダ屋マーナ』を営む魔女だ。ところがある日、店にやってきた高貴な騎士様に『オフーダ』なる異界の護符を気に入られ、騎士様の御一行に同行させられる羽目になってしまい……。
短編「オフーダ屋マーナ」の続きっぽい何か(手紙形式)です。 -
オフーダ屋のアンナ・マーナ
短編
アンナ・マーナは交易都市・マリスで『オフーダ屋マーナ』を営む魔女だ。
ある日、町外れの狭小店舗で細細と堅実に営んでいるアンナ・マーナのところに、やたらと高貴なお客様がやって来て……。
魔法大国物語
他国に魔法(魔術)大国(マグナ・マギア)と呼ばれる、とある連合王国にまつわるおはなし。
-
森の園のブランシェ
長編 未完
「小さなブランシェ」は兄の強いすすめで、魔法使いを目指すことになる。魔法の名門、『園』で彼女を待つのは、個性的な魔法使いの卵たちと、彼女も知らない『自分の秘密』。――魔女を目指す少女と友人たちの、ファンタジーな学園生活と、恋と、運命。
「neige blanche」のリライト版。魔法大国シリーズの元ネタです。 -
眠りの森の魔女
長編 未完
わたしは『森の魔女』——守護と癒しの『黒の森』に属する『森の魔女』、フェケテ。ごくごく普通の『森の魔女』であるフェケテのスローライフは、吹雪の夜に血塗れの男を拾ったことで一変し……たりしなかったり。
これは『森の魔女』フェケテの、ひと冬の物語。
その他
シリーズに属さないもの
-
どうせ転生するのなら
中編 完結
シャーロットとシャーロックは双子の姉弟。
ふたりとも『前世』の記憶を持つ『転生者』というやつらしいのだが、シャーロットは自分が『転生者』だなんて認めていない。しかし、シャーロックは自分が『学園ものゲームの世界に転生した攻略対象』だと知っていた。
ところが、シャーロックが進学できない事情が発生して――。 -
ちいさいリルカと騎士フレン
中編 未完
見た目は幼女、中身は???な記憶喪失娘のリルカと、とある存在から彼女を預かった魔法騎士フレンの、ほのぼの日常生活記。たぶん。
-
森のウシュク
短編
ウシュクは精霊に近いひとの魂で、泉の中ずっと座っていた。人としての記憶はすでになく、いつからいるのか、もう覚えていない。今となっては森と泉に属している。精霊になる日も近づいたある日、誰かを探して森を彷徨い、憔悴した男が現れて……