ゆえです。
ちょっと前になりますが、庭園美術館で開催中の「子どもとファッション展」に行きました。
西洋と日本の明治以降を中心に、いわゆる「子供服」の変遷をたどるものです。
昔は「子供服」という概念がなく、「大人の服の小さいの」として作られていたそうで、
締め付けが少ないだけでほとんどドレスだったりしていた様子。
とってもカワイイのですけれども、おちいさいさんにこれを着せるのは
結構重くて大変だったんじゃない……?
なんて思ったりもしました。
戦前戦後くらいのころの、ちょっと裕福なお家の子供服、なんかは
すごくすごくかわいらしくて、今でも着られそうなものもたくさん。
なかなか素敵に眼福な展示でした。
▼いつ行っても素敵なアール・デコ仕様の旧朝香宮邸
▼男の子用のワンピース。昔の貴族の小さい男の子は女の子と同じ形の服を着ていたそうな。
日本にもそんな習慣あったような気がしなくもないですな
さて。
この日はちょっと早めに庭園美術館に行ったので、残りの時間で「永青文庫」に「歌仙兼定」を見に行きました。
ちょうどいい感じのルートがなくて、早稲田駅から歩いちゃったんだぜ。
帰りは都電で大塚に出るのが便利ルートでした。
永青文庫の建物自体がものすごく好み~な感じの洋館でたまらんかったです。
いまは椿山荘でコラボレーションもしているそうですね。
(永青文庫のすぐ裏……というか、永青文庫が椿山荘のすぐ裏でした)
残暑の雅体験に行くのもいいかもしれません。