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恐竜博2023

Date : 2023-12-12

こんにちはこんばんは、茉雪です。

ひとつ前に書いた、「古代メキシコ展」と時期は前後してしまうのですが、春から初夏にトーハクで行われていた「恐竜博2023」にも行っていました。例年であれば夏の目玉になるタイプの特別展だと思うのですが、今年は春休みの後半からゴールデンウィークを挟んで6月までだったんですよねー。

この特別展、わたしが好んで拝見しているyoutubeチャンネルの「ゆるふわ生物学」が、設営の模様を紹介してらっしゃって(チャンネルのメンバーに科博の特別研究員の方がいるのです。設営動画はこちら)、それを見て「行きたーい!!」と思いを募らせていたのですが、タイミングがなかなか合わなくて、終了間際にギリギリで滑り込むことに……。

さて、今回の目玉展示は吹雪を超えてカナダからやって来た、「Zuul(ズール)」と名付けられた鎧竜の化石です。かつて湿地帯だった場所で発見されたものらしいのですが、化石化の状態が素晴らしくて、「まるで数年前に死んでしまって、干からびたかのよう」と言われる、生々しい化石なんですよ……! 驚いたことに鱗や筋が残ったまま化石となっていて、本当に何というか「骨」ではなく「干物」というかんじ。あんまりにも生々しくて、思わずゴクリと喉が鳴り、まじまじと見てしまいました。

なお、ズールについての話はナショジオの2018年の記事が分かりやすかったです。

▶装甲車のような恐竜ズール、頭と尾の化石を公開
ティラノサウルス類に傷を負わせた容疑者、ただいま全身クリーニング作業中

▼こいつがZuul(ズール)!この皮っぷり!

なお、「Zuul」とはゴーストバスターズからの命名なんですって。登場するキャラクター(番犬の名前らしい)を思い起こさせる? からだとか……。

そして、ズール以外にも見事なものがたくさん……! ちいさいさんからおとなまで、恐竜大好き人間がたくさんいて、みんな目を輝かせていました。
わかるわ、好きなモノに溢れている空間って、いいよね……。

なお、どうやら来年の春には三度目の「大哺乳類展」があるらしいという情報を入手。秋には「鳥」展もあるらしいです。楽しみがまた増えました。

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