2024年の初夏に、東京国立博物館で開催されていた「法然と極楽浄土」展に行きました。(あとから知ったのですが、京博とか九博にも巡回していて、2025年も展示中みたいですね……!)
法然と浄土宗……、日本史の教科書で習った程度の知識しかない状態でしたが、それでも面白かったです。やはり無知には音声ガイドが最高……。
さて。法然上人といえば浄土宗の宗祖、ということを日本史で習ったっきりだったのですが、なかなか壮絶な生い立ちの伝説があるそうで。なんでもこの生い立ち、某落第忍者の土井先生の生い立ちのモデルとなったという話を、この時始めて知りました。
法然上人の生い立ちの伝説が壮絶なのもびっくりですが、土井先生の生い立ちが壮絶なのもしらなんだのでびっくりです。
伝説の内容をざっくり書くと、「武門の豪族の子どもだったが、幼い頃に夜討ちによって父親を殺され、しかし死にゆく父親に『仇を取ろうなどと考えてはいけない』と諭される。遺言を胸に寺に入ったものの、心にしこりを抱えた少年時代を過ごし……」、という感じでしょうか。(ふんわりした理解なので、間違ってたらごめんなさい……)
そんな壮絶な幼少期から、お念仏を唱えることで救われると説くように至ったのは何故か。そして、浄土宗とは、彼の信じた浄土とはなにか。そうしたことを、丹念にたどっていくような展示でした。……もちろん、亡くなって久しい(この展示は浄土宗850年の記念の展示だったそう。850年ってすごいな)方の経歴ですから、彼が本当はどのように感じていたかは分からないので、想像してみるしかないのですけれども。
現代日本に比べて、宗教というものが人生に占める比率が格段に高い時代ですから、きっとこの想像は全然追いついてないんだろうなあ、などと思いつつじっくり堪能いたしました。







……しかしあれよね。江戸よりも前の時代ってさ、どこをめくっても結構血なまぐさいよね。
博物館などで16世紀以前の日本史に触れる度に、血なまぐささに絶句することが結構あります……。



















