池袋のサンシャインシティの中にあるオリエント博物館、お噂はかねがね……だったのですが今まで行ったことがなく、この度、池袋でイベントがあるという友人と一緒に、時間つぶしも兼ねて覗いてきました。
……時間つぶしどころの騒ぎじゃない、時間が足りなくなるタイプのすごくいい博物館でした!

古代オリエント博物館はその名の通り、古代オリエント地域専門の博物館です。インタラクティブなマップやムービー、そしてもちろんたくさんの発掘品など、見るものたっぷり見所たっぷりでした。古代の住居の再現とか、ハンムラビ法典碑の複製とかも見られます。しかも間近に、かぶりつきで!(触るのはだめよ)(ちなみにハンムラビ法典碑、翌年ルーヴルに行った時には展示室がクローズしていて見られなかったです……)






私がこの時代の遺物で好きなのは、やっぱりジュエリーと、ガラス製品! 現代ほどには道具が洗練されていなかっただろう時代に、職人の技術と工夫とセンスでこれほど素晴らしいものを作るとは、といつだって身震いしてしまいます。ほんとすごい。






あ、もちろん彫刻とか絵画とか、土器とか青銅器とかも好きです(全部だ)。祭祀の道具が凝っているのはそんなに不思議はないのですけど、日常に使われたと思われる道具の装飾がお洒落だったり可愛かったりすると、何か呪術的な意味があるのか、それとも所有物や内容物を示すような印なのか、いやいや単純に「この方が使っててテンション上がるわ」みたいな気分で模様を施したのか、などなど、想像して楽しい気分になります。






同じ時代の作でも明らかに、「うわあ上手、おしゃれ!」っていうのと「へたうま~かわい~」っていうのがあったりするのも楽しいところ。ただ文化が熟したとか洗練されたとか以外の、職人の巧さっていうのはどの時代にもあるものですね。








遺物を見るたびに思うのは、これらを実際に使っていた人がそこに居たのだなあ、ということ。人間の身体なんて人種や時代でそう変わるものではないですから(身長や髪型、視力やら紫外線への耐性なんかは変わりますけど、指は片手に五本だし脚は二本だし目はふたつだし、知識や思想は増えても脳みその容量はそう変わらないだろうし、結局のところ身体を使ってできることってそう変わらないはず)、今の私達と同じ形の身体を持った人間が、その時代に実際にそこにいて、これを作って使って暮らしていたんだろうなというのを、なんだかしみじみと感じるんです。現代日本なんて、時も場所も大きく隔たっているのに、地続きのような気がしてきて不思議な気持ちになります。
古代のこの地域の文明がお好きな人、ぜひ足を運んでみてください。池袋、それもサンシャインという立地なので、イベントの前とか後とか、ポケモンセンターとか水族館の後などに寄ることも可能だと思います……!



















