ゆえです。
まあもう、だいぶ前のことになるんですけれども、5月末によりこさんと、2泊3日の長崎旅行に行ってきました。なんとなく、島とかあるところに行きたいね〜、五島列島とかどう? という話をしていたのですが、ふたりそろって運転技術はペーパー故にゴールド、というレベルでまさかハンドルなど握れないので、長崎市内に変更したのでした。
長崎って、日本で1番、島の多い県だそうですね。しかも数十とか言うレベルじゃなくて、小さい無人島までカウントすると数百のレベルなのね。知らなかったわ。島大国ですわ。
さて、長崎は修学旅行以来だったのですが、大変楽しく観光できました。
市内→佐世保→市内、というルートだったのですが、異国情緒的なものを感じてみたり、街歩きを楽しんだり、美味しいものをたくさん食べたり、リゾート気分を味わったり……。ちょっとした「旅でやりたいこと」がひと通り堪能できちゃったぞ、という感じです。ちょうど、あじさいの季節ということで、市内の色々なところであじさいが見られましたし、びっくりするくらい三日間晴れ渡っていて、海も島も、大変綺麗でした。
……こんなに満足できちゃうと、いつか五島列島側にも行ってみたいな~、という気持ちが押さえられなくなっちゃいますね。
では、旅先の楽しかったポイントを幾つか。
※行った順ではなく、なんとなくで並べています
まずはやっぱりグラバー邸! 海の見える丘の上のお屋敷、最高の眺めですね。
ここは修学旅行でも来たはずなのに、2つくらいの建物について覚えているだけだったのですが、なんだか素敵な洋館が、緑溢れる公園の中にたくさんありまして……ちょっと作り的に、グエル公園(バルセロナ)を思い出しました。
そして、出島! 学生の頃の記憶と比べて、建物が増えて、リアル感が増していました。
江戸東京たてもの園みたいな、こういう当時の建築物の移築・復元を並べた施設大好きです。明治村もよかったなー。
それから、オランダ坂。修学旅行でも通ったハズなのに略、こんなにキツい坂だったかな……?! という記憶の朧さに涙。素敵な洋館カフェがいくつかあるのですが、野球好きならやっぱりここは、海星高校でしょう! すごーくいいところにある学校でしたよ。しかし、毎日この坂を登っていたら、足腰と心臓、強くなりそう。
そうそう、帰ってきてからオランダ坂周辺が舞台の小説を教えていただいて、旅立つ前に聞いときたかった……! と悶えたのはナイショ。
それから、思案橋から眼鏡橋の間の地域をウロウロ。立派で賑やかな商店街というのは楽しいもんですね! 眼鏡橋ではあじさい祭りもしていて、淡くてキレイでシックな眺めでした。
そして、やっぱり外したらだめかな、と思う平和公園周辺。爆心地の碑も天主堂も、前にも見ていたはずなのにあんまり覚えていないのです。必須見学ポイントで、グループ行動だったからかしら……。
フリー行動で行ったところは割りと覚えているのに、団体行動していたところはぼんやりとした記憶なんですよねえ。ふしぎ。
あと、これは高校生のときにはもちろん見られなかったのですけれども、夜景も見に行きました。
行き帰りのロープウェイがちょっと大混雑でひどかったのですが(あれはもうちょっと大移動できる交通機関か、ピストン輸送してくれるバスを設置するべきじゃないかなぁと思いました……)、夜景自体は綺麗でしたよ~
東京の夜景は「どこまでも明かりが灯るぜ! ~あの灯りは誰かの残業の灯り~」と都市全体がぼんやり光って夜も明るいという感じですが、長崎の夜景は、「人の暮らし!海!観光地!川!」というのが明暗でわかって、くっきりはっきりして面白かったです。「立体的な夜景」とガイドアナウンスは言ってましたね。
そしてそして。
今回初の、佐世保です。島が凄いらしいぞ! とガイドブックを見て行ったのですが、想像以上でした。ちょっとした楽園感。クルージングでの眺めもとても綺麗で、展望台からの眺めもすばらしい。最高でした。
あとはやっぱり、食事でしょうか!
山も近く海も近く島もあり、昔から砂糖などが入ってきた影響でお菓子が多いらしい、長崎。何を食べても美味しいエリアでしたよ!
ちゃんぽんも、カステラも、その他のお菓子も、角煮まんじゅうも、島の魚も、湾の魚も。茶碗蒸しも、トルコライスも、ミルクセーキも。舌が大変幸せな三日感でした。
ようやく長崎にも日本酒ブームがきたんですよ~とお店のかわいいお嬢さんが言ってらっしゃいましたが、焼酎を作っている酒蔵の日本酒も、なかなかの美味だったのです。余はまんぞくじゃ。