例の「北欧風のタイル刺繍キット」の3作目です。
淡いグリーンの地に赤い実の図案がかわいらしいですよね。コケモモの図案らしいです。
コケモモ。その実態は「赤い実がなるらしいぞ」ということ以外あまりよく知らないのですが、子どもの頃に読んだ「アンナの赤いオーバー」という絵本に、アンナがお母さんと一緒に、毛糸を染めるための染料としてコケモモを摘む、というシーンがありまして。それが子供心に強烈に「あこがれ」として記憶に残っているせいか、なんとなく「ヨーロッパのスローライフ的な暮らしのイメージ」が未だにあります。
……なお、この記事を書くときにちょっと調べたら、北欧では一般的な野生のベリー(北欧の国々では公有地のコケモモを摘んで帰ってOKなところが多いらしい)で、食用。と書いてあり、『染料じゃないのかー!』と驚きました。
真っ赤なオーバーコートを作るために……というお話なので、コケモモを「子どもがイメージしやすい『真っ赤な実』」として登場させた、ファンタジーなのかもしれないなー。
Categories : 刺繍・手芸 Tag : 北欧モチーフタイル風刺繍 Comment : 0