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2022年後半の人類の服

Date : 2023-04-01

昨年の中頃に、上半期に縫った人類の服の記録を記事にしたのですが、実は下半期も時々縫い物をしていました。……ただ、生地が分厚いのがちょっと厄介で、冬の間はわりと市販の服を着てぬくぬくしていたので、上半期ほど量がありません。

でも結構いろいろと頑張ってはいるので、ちょっとだけ記録したいと思います。
(なお出来映えや技術力は相変わらず、あまりにも「初心者」そのものとなっております……)

たぶん7月頃(記憶が曖昧)

上半期に縫ったダブルガーゼのワンピース、母が大変気に入ったようで、別の布でもう一回縫いました。
二度目なので自分のよりは綺麗に出来た&生地が普通のコットンなので縫っている間ほつれず縫いやすかったです。
出来てすぐに母にお渡ししてしまったため、置き画がないのである……。
生地と型紙は、どちらもチェックアンドストライプさんのもの。

おそらく8月(ひょっとして7月)

こちらは自分用シャツワンピース。オンラインの布屋さんですごく華やかな「イタリアの海辺の街」柄を見かけ、これは着たいぞと一目惚れして買った生地で縫いました。

写真だとよく見えないですけれども、ウエストのギャザーのところに共布の細いリボンが付いていて、それを引っ張ってウエストを絞るという、よく見かける形をしています。これは、出来映えはさておき心から着たい布で縫ったので、夏に何度も着ました。満足。

……ただ、布を買う前に型紙をちゃんと読んでいなかったせいで、ちょっと生地が足りなかった……。
型紙では「スカート部分の布は横方向にして生地を取る」という風になっていたんですけれども、この柄には向きがありまして、同じ方向では布が取れず……。縦にすると20センチくらい幅が足りず、裏側にこっそり布を継ぎ足しています……ギャザースカートだから目立たない……からだいじょうぶ……たぶん……。

そういうところも見なきゃいけないのね、と初心者らしい学びを得ました。

たぶん9月

ソーイングの本を見ていて、あまりにも可愛いワンピースを見かけたので、気に入って買ったけど何に使おうか決めていなかったラベンダーカラーの布を出してきて縫ってみました!

インスタを見ていて「置き画」という概念を獲得

ショールカラー(っていうんでいいんだっけ?)の襟と折り返しのある袖が可愛くて、くるみボタンがたくさんならんでいるのも可愛い! と思って勇んで縫い始めたものの、たくさんのタックとボタンの縫い付けが本当に大変で、できあがったときの達成感が凄まじかったです。

……しかし、思いがけず寒くなり、1~2回しか着ないうちに衣替えを迎えてしまったのだった……。

きっと10月(もしや11月)

左のチェックが、急に寒くなってきて、慌てて縫ったウール生地のワイドパンツ。
とにかく急いで縫ったので、あんまり柄合わせとか気にしなかったのですけれど、思ったよりは柄が合っていて、秋冬でめちゃくちゃ着倒しました。

この頃からちゃんとロックミシンを導入していて、端の処理もまあまあな感じ。
この型紙は大きいポケットが付いているのが素晴らしく便利ですてき。

右は某専門学校の生涯学習クラスで縫った初心者向けのジャケット。
全10回のコースだったのですけれども、めっっっっちゃくちゃ大変でした……。一番大変だったのは袖の上の「いせ」と呼ばれる細かい並縫い。永遠に終わらないかと思った……。

でも先生に見てもらいながら縫ったので、今までの服の中では一番綺麗に縫えています。ロックミシンの糸の色までちゃんと合わせてある。すごい。えらい。がんばった。

というわけで……

上半期よりは数が少ないけれど、まあまあ頑張った型紙で縫ってみた下半期でした!
また日和ってファスナー付きに挑戦できなかったので、2023年こそは、ファスナー付きと裏地付きに……トライできたら良いな……。

同好の徒がひとりでも増えたら嬉しいので、今回もまた、参考にした本を紹介させていただきます。
※版元ドットコムに書影があるものだけ書影を載せています


MAGALIのノスタルジックなワードローブ

荘村 恵里子(著)
発行:文化出版局

ショールカラーのワンピースを縫ったときに使用。

表紙の可愛さに惚れて本屋さんから連れ帰ってきた型紙の本。

内容も、クラシックでノスタルジックな可愛いお洋服がたくさん! ……ただしいわゆる「オーバーサイズ」のデザインが多いので、要尺が平然と4mとか4.5mとかあり、買い込んである布では足りないこともしばしば……。

最近新刊が出たので、そちらのワンピースも縫ってみたいと画策中。

couturier sewing class おとな服名品図鑑

中野ユカリ(著)
発行:日本ヴォーグ社

ワイドパンツ(ワイドフレアパンツ)を縫うのに使用。

シンプルで、スタンダードで、ちょっとだけかわいい、おとな向けのシルエットのお洋服がたくさん載っている本。

何が嬉しいって型紙が縫い代込みなのと、3Lまで対応していることですよ……!

1枚でかわいいワンピース

ブティック社編集部(著)
発行:ブティック社

シャツワンピースを縫うのに使用。

ブティック社のムックの型紙は、ハンドメイドパターンさんで販売もされていて、切り取ってすぐ使えるので、縫製前の作業のハードルがものすごーく下がって便利。
このシャツワンピースはすごく着やすいので、また派手目の生地を見かけたら縫いたいなと思います。……今度は布をもっとたくさん買っておくんだ……。

※Vネックワンピースの型紙は、とっても可愛い手芸屋さんである「チェック&ストライプ」の型紙です。吉祥寺の店舗で購入。

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