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「海」展

Date : 2024-09-18

またまた過去の展示振り返り記事です。
……2023年後半から2024年前半にかけて色々と見に行っていたので、半年くらいかけてのんびり更新していこうと思います。

さて、「海」展はひとつ前に更新したマティス展と同日にハシゴで行った、昨年夏の国立科学博物館の展示です。コロナ禍以後、何かに追い立てられるように、特別展を同日に2つくらい見に行くようになりました……。

この展示は文字通り、「海」をテーマに生命について考えるものです。夏休みという子ども向け展示の多い期間でもあり、海について子ども向けに解説するような展示かなーと思っていたのですが、「海とは」というめちゃくちゃ根本的なところから始まる、想像を一瞬で裏切る壮大な展示でした。

海流についてや深海について、各国周辺の海の生物量の違い、種々様々な海洋生物の生態や、最近見つかった新種、人と海が歴史上どう関わってきたのか、果てはDASH海岸……まで。発表の範囲はかなり幅広く、いち企画展にまとめるにはなかなか詰め込まれているな……という印象。

少し難しい語彙もちょこちょこと飛び出して、子ども向けという雰囲気はあまりありませんでした。海についてガチで考えている人たちによるガチの企画です。でも、子どもたちは夢中で展示を見ていました。この中から未来の海洋学者が現れるのかもしれぬ……。

ところで、特設ミュージアムショップで売られていた海苔が大変に美味しくて(たしか有明海苔)、その後お取り寄せをいたしました……。科博のミュージアムショップ、目の付け所がさすがです。

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