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「やまと絵 受け継がれる王朝の美」展

Date : 2023-11-21

※書いているのは2025年です

こんにちは、茉雪です。2023年の冬頃にトーハクで開催されていた、「やまと絵」展に行っていました。
行くちょっと前にSNSで「物量がすごい、押し寄せてくるから気をつけろ!」という旨のテキストを見ていたのですが、やー、なるほど納得の物量でした。

まず「やまと絵ってなぁに」というところですが、やまと絵は、中国由来の唐画や漢画を元に、平安初期に日本で成立した絵画のことだそうです。そういう技法と言うより、その流れの上にある絵画、というニュアンスで、実際トーハクのサイトには「概念は時代によって変化する」と記載がありました。

私のイメージでは、源氏物語絵巻とか、平家物語絵巻とか、ああいう感じだったのですが、屏風絵やふすま絵、扇に描かれた絵や寺社仏閣の縁起の絵巻、蒔絵や和歌集の背景画まで、様々なものが属するようです。

写真撮影は基本的にNGだったので(絵画はフラッシュによる劣化が怖いのでやっぱり禁止が多いですね)(だいたいどこも、フラッシュ撮影は禁止ですけど、うっかりフラッシュ焚かれちゃうことはありますもんね……)どんなものだったのか実際に写真を並べる事はできないのですが、これもやまと絵の範囲なのか、あれもか、それもか! という感じで、次から次に様々押し寄せて、見終わる頃にはお腹いっぱい、むしろ胃もたれしちゃう……というような物量でした。トーハクの本領発揮ですね……。

平安時代から江戸期までの日本画の歴史を総ざらい、というかんじで大変堪能できました。またやってくれたらいいなあ。

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