※この記事が書かれたのは2025年になってからです
2023年の冬にトーハクで開催されていた、和食展に行ってきました。
銘仙展と同じ日に行ったので、一日ちょっぴり『和』な気分。

この展示は、『和食』がユネスコの無形文化財になって10年経った事を記念したもの。標本や科学、歴史の観点から、『和食』ってどんなものだろう、というものを考える大変楽しい特別展です。
和食の歴史や、日本の自然の中で育まれてきた食材について、陸の食材に海の食材、日本各地の『ご当地野菜』や、種々様々な発酵食品、ごちそうの歴史や野菜の渡来の歴史まで。様々な切り口から和食に思いを馳せる、楽しい時間となりました。
レタスがキャベツより先、しかも奈良時代に渡来したことがあっただなんて、びっくりしすぎて写真を撮っちゃった。(下の写真群をご覧下さい)
ほかにも、調味料の歴史とか、とても興味深くて。発酵食品の作られる過程とか、いやー、余りにも大変ですね……! 2025年現在、まだ巡回展をしているようなので、和食無双ものを書きたい方や、異世界に転生する予定のある(?)日本人は、みんな見に行った方が良いです。




あんまり内容が濃かったから、図録も買っちゃいました。わたしが和食無双を書くことはなさそうなのですが、いつかなにかの力になりそうです。