情報を得てからずっと行きたかった「はにわ」展に行きました。

これは、歴史の資料集などに載っている「挂甲の武人」というはにわが、国宝に指定されてから50周年になるのを祝して、国内と海外にある「挂甲の武人」と同じ造りのはにわ4体をトーハクに集めたよ! というなかなかな特別展です。


もちろん、「挂甲の武人」以外も大充実で、もう、一生分のはにわを見たな、と思うくらいたくさんの、種々様々なはにわが所狭しと並んでいました……。はにわおなかいっぱい。




ところで、はにわ、って何でしょう。漢字で書くと『埴輪』ですね。説明を読んだところによると、権力者の墓に並べられた素焼きの土器の総称で、『埴』が赤土、『輪』は輪の形に並べられていた、というような意味があるらしいです。
むかーし、殉死の代用であるとか聞いた記憶がありますが……、これはもしかしたら兵馬俑のはなしだったかもしれない(そもそもこの説自体が記憶違いで間違いかもしれないので悪しからず……)。兵馬俑の『俑』は陶器の人形のことを指すらしく、『埴輪』とはちょいと言葉の意味が違いますね。
埴輪と兵馬俑には直接の関係はないらしいけど、兵馬俑が紀元前3世紀で埴輪が紀元後3世紀なので、もしかしたら海の向こうで誰かが「大陸のでっっかい王様のお墓は、人型の焼き物の兵士に守られているんだってさ」という話を聞いてきた……なんて可能性はあるのかも、などと思ったりしました。(弥生時代にはもう、大陸とやりとりがあったらしいから、無いとは言いきれないよねー……)
※あとから調べ直したら、日本書紀にそんな話があった。わたし学生時代、古事記とか日本書紀を専攻してたんですよねー……
さて、はにわ展。教科書で見たことのある感じのはにわがたくさんあって、テンションがあがりました。
たとえば、誰もが「はにわ」と言う言葉でまず連想するあの、シンプル極まりないビジュアルのあいつ。「踊る人々」なる名前が付いているのですが、あのなんとなくサボテンを思わせるどシンプルはにわ、あれは実は大変に珍しい形のものであるらしく、はにわの中でもレアなケースのデザインなのだとか。しかも近年の研究では、あれは踊っているわけではなく馬を引いている姿だというのが有力説なのだそう。

それに、「はにわ」というとどうしてもまず人型を想像しますが、動物の形や家の形、ただの筒(土管みたいだった)や盾の形など、人以外の形のものも大変に多いそうです。ものすごく上手な魚のはにわとか、余りにも可愛らしい水鳥のはにわとかもありました。(水鳥は亡くなった人の魂を運ぶものだと思われていたらしい。古墳に並べられてたものだってことを改めて思い出しました)
以下、いい感じのはにわギャラリー。精巧なお家や防具、馬に舟、お家の配置図(?)に力士、楽士、牛やら猿やら犬やら山鳥やらと、本当に様々!
















……子供の頃に習ったものとは説が変わっていたり、新しい事が分かったりしている歴史、たくさんありますね。なかなかアップデートは追いつきませんが、学者の皆さんの日々の研究と新しい技術による分析技術の発達には目を見張るものがあります。


私も進歩したい~~~~~



















